ゲームやスマホのやりすぎ

子どもがゲームをやめられない!どうしたらいい?

子どもがゲームをやめられない!

子どもがいつまでもゲームをやり続けていると、いつやめるのか気になりますよね。

ゲームばかりしている子どもを見ると、イラっとしてつい怒ってしまいます。

イラっとするのは、ゲームをやめないと、「食事の時間が遅くなる」「やるべきことがおろそかになる」「目が悪くなる」など、心配なことがたくさん出てくるからではないでしょうか。

しかし、子どもがゲームを短い時間で切り上げるのは至難のワザ。

なぜなら、ゲームは子どもが夢中になってやり続けるように作られているからです。

たとえば、「ここをクリアしないと保存できない」「アイテムをゲットするまで次に進めない」「勝ち進んでいくと爽快感を味わえる」など、そう簡単にはやめられないようになっているのです。

たとえ、「ゲームは30分ね」と約束していても、子どもはその時間ぴったりにやめることができません。

約束が守れないのは、子どもだけのせいではないように思います。

親がやりがちなNGな対応

子どもがゲームをやめないと、それを何とかやめさせようとして、次のような対応をすることはありませんか?

●罵倒してやめさせる

「いつまでやっているの?まったく何回言ってもわからないダメな子ね」

などと、子どもを罵倒してゲームをやめさせようとすることがあります。

「ダメな子ね」のように子どもを非難したり、侮辱したりするような言葉は、子どもの心を深く傷つけてしまうことがあります。

●やめないと取り上げる

「今すぐゲームをやめないと、一週間禁止にするわよ」

とゲームを取り上げることがあります。

子どもが小さいうちは効き目があるかもしれませんが、そのうちにゲームを返してもらうまで、「ゲームがやりたい」としつこく言い続けたり、反発して暴言を吐いたり、暴力的な行動を取ることがあります。

では、子どもがゲームをやりすぎないようにするにはどうしたらいいでしょうか?

ルールを決めてやってもらう

ルールを決めてやっているご家庭は多いことでしょう。たとえば、「ゲームは1日に○分まで」というようにです。

もちろん、ルールを決めて守ってもらうのは大切なこと。

でも先ほども言ったように、毎回きちんとその時間を守るのはとても難しいのです。

頻繁に約束を破るようになったら、やはりルールを見直す必要があります。

「5分前になったら教えるね」「30分のタイマーが鳴ったら終わりね」など、子どもが実行しやすいように、ルールをより具体的にしてみましょう。

それでもなかなか守れないときは、次のように親子で相談してルールを決めるのがよいでしょう。

親の意見を押し付けずに親子で相談して決める

人は誰でも相手の意見を押し付けられるのはイヤなもの。

ルールを守らないからといって、親が「○○しなさい」と押し付けるのは反発を招きます。

何より、自分から進んでやるのではなく、強制的にやらされるものは長続きしません。

お互いに折り合いをつけて、良い着地点が見つけられるように、親子でルールを話し合って決めましょう。

「子どもはまだ小さいから話し合いなんてムリ」とあきらめずに、「ママはこうしたらいいと思うけど、あなたはどうしたい?」「○○したり、△△とか、□□の方法もあるけど、いいなと思うものはある?」など、わかりやすい言葉を使えば話し合いはできるものです。

このようにしてお互いに合意したルールであれば、守ってもらいやすくなります。

何てことはない方法のように見えますが、子どもが自発的に行動するようになるには、「子どもの意見や感想を聞く」ということがとても大切なのです。

ゲーム以外に興味を持てるものを見つける

子どもは、ゲーム以外に遊ぶものがないからゲームに熱中するということも考えられます。

子どものお世話をゲームに頼っていることはありませんか?

親としては毎日忙しくて大変かもしれませんが、子どもとカードゲームやボードゲームなどで一緒に遊んであげる時間を作ってあげられるといいですね。

また、パズル、ブロック、粘土、おりがみ、プラモデル、工作など、何かを創作したり、一人でも楽しく遊べるようなものを見つけると、ゲームだけに依存することもなくなるでしょう。

子どもがすんなりとゲームをやめるのは難しいもの。ルールを決めたり、どうしたらいいか親子で話し合ったりして、上手につきあっていきましょう。

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