子どもの心/体のケア

子どもが体調を崩したときのメンタルケア

子どもが体調を崩してしまった!

子どもが体調を崩してしまうと、「なにか大変な病気になってしまったのではないか」と心配になりますよね。

パニックになりそうなほど不安になることもあるでしょう。

でも、ママが不安な様子を見せてしまうと、子どもまで不安になってしまうことも。

ここはまずママが落ち着いて、できるだけ冷静になることを心がけましょう。

今回は、「熱が出た」「頭が痛い」「おなかが痛い」など、子どもが体調を崩したときに、子どもの不安を取り除くメンタルケアの方法についてお話します。

子どものメンタルをケアするための3つのポイント

子どもが病気になったとき、一番不安に思っているのは子ども自身です。

この不安な気持ちを取り除いてあげることがポイントです。

(1)子どもにどのような具合か聞いてみる

子どもがどのような病気なのか、ママが一目見てわかるときもあるでしょう。

ただ、見た目だけでは正確に判断できないこともあるので、子どもにもどのような具合なのかを確認してみましょう。

「どこか痛いところはない?」「気持ち悪いところはない?」などと聞いてみます。

これによって、ママが見ただけではわからなかった事実を知ることができます。

また、子どもも自分の状態をママに知ってもらうことで、少し気持ちが楽になります。

(2)子どもに「どんな病気なのか」「どうすれば治るか」を伝える

具合が悪くなると、子どもは自分の身に何が起きているのか不安な気持ちでいっぱいになります。

その不安を取り除くためにも、おおよその病状がわかったところで、子どもに「どんな病気なのか」「どうすれば治るのか」を伝えてあげましょう。

たとえば、「風邪をひいてお熱が出ちゃったみたいだね。風邪のときは、お薬を飲んだり、冷たいシートでおでこを冷やしたり、お布団で静かに寝ていると治るからね」など、どうすれば治るのかを教えてあげると子どもは安心します。

(3)子どもの辛い気持ちに寄り添ってあげる

病気のときの子どもは、感受性が豊かになり、心細くなっています。

機嫌が悪く、感情的になって、泣いたり、怒ったりすることもあるでしょう。

そんなときは、子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。

「痛いよね」
「苦しいよね」
「辛いよね」

このように気持ちに寄り添ってあげることで、子どもの感情が落ち着いてきます。

さらに苦しい様子を見せるときは、「しばらくそばにいてあげる」「体をさすってあげる」「添い寝してあげる」など、できることをしてあげましょう。

こんなとき、そばにいて安心させてあげられるのが親です。

子どもが「ママやパパが守ってくれている」「励ましてくれている」と感じられるように、勇気づけてあげましょう。

家族みんなで看病してあげる

子どもの看病は、ママだけでは大変なときもあります。

そんなときは、パパの助けも借りましょう。

場合によっては、おばあちゃんやおじいちゃんにも協力をお願いしてみましょう。

かわいい孫が病気となれば、きっと力になってくれるはずです。

家族みんなで看病してあげれば、「自分はみんなに愛されている」と感じ、子どもにとっても心強い励ましになります。

体調を崩したときは、大人でも辛いもの。「病は気から」という言葉もあるように、子どもに1日でも早く回復してもらうには、体だけではなく、「心のケア」もしてあげることが大切です。

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